一般的な不動産の売却とは、不動産会社に仲介を依頼し、第三者である一般買主に対して不動産を売るというものです。この場合、仲介を担う不動産会社の役割は、宣伝活動を行い、買主を探すという販売活動のサポートになります。
一方、買取りとは、不動産会社が不動産を直接、買い取ってくれるものです。この場合、一般買主ではなく、不動産会社が売買契約の当事者になります。不動産会社が不動産を買い取り、リフォーム工事などを行った上で売主となり、再販売を行います。
買取りの一般的な流れは、以下の通りです。
1【調査・査定】 不動産の調査・査定を行います。
2【審査】 不動産会社で、購入可否の審査を行います。
3【購入条件提示】 不動産所有者に対して、購入価格・諸条件を提示します。
4【売却申込】 売却申込書に署名・捺印を行います。
5【売買契約締結】 不動産会社との間で不動産売買契約を締結します。
6【代金支払・引渡し】 代金支払いと同時に不動産の引き渡しを行います。